アーティスト:石村嘉成 [芸能なう]
石村嘉成という作家の個展を
高梁市歴史美術館に見に行ってきました。
ここ数か月は月曜日が休みなので、
月曜日に開館している美術館は非常に貴重です。
「生きていく衝動 石村嘉成展 ~作品は、僕の言葉~」
引用:https://i-yoshinari.jp/」
石村嘉成という作家は自閉症です。
やっぱりその前提で作品を見ます。
見始めた、第一印象は「あ~ やっぱりな」でした。
自閉症の作家の生み出す作品の小生が持っているイメージから
外れるものではありませんでした。
小生が持っているイメージを最も表しているのが「海の中のなかまたち」です。
版画から作品つくりをスタートしています。
上記の「海の中のなかまたち」はアクリル画です。
表現の幅を広げる試みをしているようです。
版画の方が力強さは伝わってきます。
「アウトサイダーアート」というカテゴリーがあります。
日本では障害を持っている人のアート作品のようにいわれますが、
美術の勉強をしていない人のアート作品もその枠に含まれます。
「絵がうまい」と「人を感銘させる」はアート作品の中ではイコールではないと考えます。
ただ、何をするにも基礎は重要で、その上に積み上げたものでない限り、
それはただの賑やかしぃでしかない・・・
それは友人に多くの美大出身者がいて、
彼らは少なくとも4年間は美術の基礎を叩き込まれています。
まあ、ちゃんと勉強してきたかは、別の話ですが・・・
小生は「アウトサイダーアート」を否定していません。
なぜなら、小生もアウトサイダーだからです。
ただ、やっぱり勉強してきた連中の画力にはかないません。
小生はそこでは勝負しないようにはしています。
正攻法では必ず負けます。
アウトサイダーにはアウトローな戦術がありますから・・・
「石村嘉成」という芸術家。 現時点ではアウトサイダーアートの枠に留まっています。
ただ、作風は確実に変わってきていました。
それは小生のイメージする「それ」ではなくなってきています。
それを進化と言うのか、平準化と言うのか、の結論が出るのは
もう少し先のことになるでしょう。
「生きていく衝動 石村嘉成展 ~作品は、僕の言葉~」を見終わって、
確実に心に刻まれたことは、
自閉症という厄介な病と共存しながら、
アートという手段で多くの支援者を作品の力で巻き込みながら、
自立しようとしているアーティストが、
自閉症という枕詞が必要なくなる、
真の芸術家としてより高見を目指していく姿を
注目していきたい・・・
やっぱり素直な感動したことは、最後に付け加えます。
石村嘉成オフィシャルサイト「版画は僕のことば」
時間のある人は是非とものぞいてみてください。
また、本サイト内の「海の中のなかまたち」は
石村嘉成オフィシャルサイトにリンクしてますので、
是非ともクリックを!!
高梁市歴史美術館に見に行ってきました。
ここ数か月は月曜日が休みなので、
月曜日に開館している美術館は非常に貴重です。
「生きていく衝動 石村嘉成展 ~作品は、僕の言葉~」
引用:https://i-yoshinari.jp/」
石村嘉成という作家は自閉症です。
やっぱりその前提で作品を見ます。
見始めた、第一印象は「あ~ やっぱりな」でした。
自閉症の作家の生み出す作品の小生が持っているイメージから
外れるものではありませんでした。
小生が持っているイメージを最も表しているのが「海の中のなかまたち」です。
版画から作品つくりをスタートしています。
上記の「海の中のなかまたち」はアクリル画です。
表現の幅を広げる試みをしているようです。
版画の方が力強さは伝わってきます。
「アウトサイダーアート」というカテゴリーがあります。
日本では障害を持っている人のアート作品のようにいわれますが、
美術の勉強をしていない人のアート作品もその枠に含まれます。
「絵がうまい」と「人を感銘させる」はアート作品の中ではイコールではないと考えます。
ただ、何をするにも基礎は重要で、その上に積み上げたものでない限り、
それはただの賑やかしぃでしかない・・・
それは友人に多くの美大出身者がいて、
彼らは少なくとも4年間は美術の基礎を叩き込まれています。
まあ、ちゃんと勉強してきたかは、別の話ですが・・・
小生は「アウトサイダーアート」を否定していません。
なぜなら、小生もアウトサイダーだからです。
ただ、やっぱり勉強してきた連中の画力にはかないません。
小生はそこでは勝負しないようにはしています。
正攻法では必ず負けます。
アウトサイダーにはアウトローな戦術がありますから・・・
「石村嘉成」という芸術家。 現時点ではアウトサイダーアートの枠に留まっています。
ただ、作風は確実に変わってきていました。
それは小生のイメージする「それ」ではなくなってきています。
それを進化と言うのか、平準化と言うのか、の結論が出るのは
もう少し先のことになるでしょう。
「生きていく衝動 石村嘉成展 ~作品は、僕の言葉~」を見終わって、
確実に心に刻まれたことは、
自閉症という厄介な病と共存しながら、
アートという手段で多くの支援者を作品の力で巻き込みながら、
自立しようとしているアーティストが、
自閉症という枕詞が必要なくなる、
真の芸術家としてより高見を目指していく姿を
注目していきたい・・・
やっぱり素直な感動したことは、最後に付け加えます。
石村嘉成オフィシャルサイト「版画は僕のことば」
時間のある人は是非とものぞいてみてください。
また、本サイト内の「海の中のなかまたち」は
石村嘉成オフィシャルサイトにリンクしてますので、
是非ともクリックを!!
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