小選挙区と関係の深い小泉純一郎。細川護煕。河野洋平。 [政治なう]
現在の衆議院の選挙制度は小選挙区比例代表並立制です。
成立は1994年 細川内閣です。
出典:kantei.go.jp
第40回衆議院議員総選挙で自民党が過半数割れしたことから
非自民、非共産という旗印で連立を組んだ各党の政権です。
細川内閣成立の細かいことや初下野の自民など、
ドラマはたくさんありますが、それはまたの機会にします。
今回は小選挙区と「細川護煕 河野洋平 小泉純一郎」のお話です。
この小選挙区と「細川護煕 河野洋平 小泉純一郎」について、
先の日曜日(4/23)のTBSの朝の極左番組サンデーモーニングで
コメンテーターの田中 秀征氏がおもしろいことを言っていました。
「小選挙区制を決めた張本人細川護煕首相、自民党総裁河野洋平氏は
この制度を成立させたことを、今は猛省している」とのこと・・・
当時、この制度に反対していたのが、
自民党内で変人と言われていた小泉純一郎氏・・・
「この制度は独裁政治を生む可能性のある危険な制度」
これが小泉純一郎氏の反対理由でした。
まあ、今の一強多弱の政治状況を独裁政治と
呼ぶかは、いろいろ議論のあるところでしょうが、
このような政治状況を作り出したのは
現在の選挙制度によるところが
大きいことは間違いないです。
ただ、選挙制度と今の政治体制とは直結してる訳ではありません。
この制度のおかげで2009年の衆議院選挙で民主党が
安定過半数の308議席を確保して、
政権交代が実現した。
この時は実際、震えたねぇ。
本当にこんなことが起きるんだ・・・というのが
率直な感想でした。
このようなダイナミックな政治の転換が出来るのが、
小選挙区が最大のメリットです。
自民党に変わって、民主党は庶民の味方・・・
われら左翼の思いを反映してくれる・・・なんて当時は期待したものでした。
その期待はあっさり裏切られ、
まあ、最低、最悪の体たらくぶり・・・(T_T)
「東日本大震災」という未曾有の大災害が起きたことも
民主党政権にとってはアンラッキーではありましたが、
ここを上手の乗り越えて行けていれば、
長期政権の可能性もあったかも・・・
有権者はこの民主党の体たらくと
政権交代の危うさをイコールにしてしまったんですよねぇ
民主党政権が破滅する党首討論については
かつて本サイトでも書いたことがあります。
バカ正直なドジョウと嘘つきのお腹痛い政治家のお話です。
■スポンサードリンク
出典:tkajimura.blogspot.jp
(興味があればバックナンバーを探してみてね)
下野した後の民主党の凋落ぶりも凄まじかったし、
まったく、反省も検証もない、
多くの議員が離党したのちに出た言葉が、
「筋肉質の真の民主党になった」・・・ハァ(;_;)
自分たちのしたことの結果を検証も反省もしない。
そりゃ、有権者もそっぽ向くわなぁ
このような約3年間の失敗に終わった政権交代が
より、現在の一強多弱の政治状況を作り出しています。
「今の政治には不満もあるが、受け皿がない。
他の政党、他の人よりはマシ」
これが多くの人の現在の政権に対する評価でしょう。
世論調査では支持は50%を超えていますが、
「積極的に支持する」という項目があれば、
この結果はどうなるか・・・???
ちょっと話があっちこっち行きましたが、
生みの親 細川護煕氏、河野洋平氏が猛省している
小選挙区制。
変人と言われた小泉純一郎氏が反対した
小選挙区制。
私は比例代表並立、という部分での不満はありますが、
概ね、この小選挙区制には賛成です。
どっち付かずで、ヌルヌルの中選挙区制より
よほど、ましです。
かつて経験したダイナミックな政権交代が出来るのは
この制度しかありません。
そのためには政権交代可能な野党を育てていくこと、
2大政党制を確立することです。
これが最大の目標であり、課題です。
それにはまだまだ時間がかかりそうです。
2大政党の一翼を担うはずの
野党第一党の民進党の酷いこと酷いこと・・・
笑うしかありません。(T_T)
この笑いについては、いつかまた・・・
最後にもう人生の2/3を生きたオッサンから
まだ、小さい子どものいる若いお父さん、お母さんへおせっかいな一言。
「今はすぐに政治が変わることは無いかもしれません。
ただ、我が子が大人になったときの社会を想像してみてください。
どんな社会になってほしいのか?
それを実現するのはどの政治家なのか?
ちょっと考えてほしいんです。
そして、その考えを現実のものとするのは、
選挙に行って、選んだ人に投票するしかないんです。
それは非常に地道な行動です。
でも、オッサン達は先の政権交代を体験しています。
「何も変わんねぇよ、誰がやっても同じだろ」
それが違うことは先の政権交代で証明されています。
ただ、悪い方に変わった、という最悪の結果ではありましたが・・・
今の自分達のためではなく、
愛おしい我が子のために、地味な種をまく・・・
そんな気持ちで今度の選挙に行って、
自分の考えを「投票」という形で表明してみてください。
非常に大きなお世話でおせっかいオッサンの独り言のお願いでした。
成立は1994年 細川内閣です。
出典:kantei.go.jp
第40回衆議院議員総選挙で自民党が過半数割れしたことから
非自民、非共産という旗印で連立を組んだ各党の政権です。
細川内閣成立の細かいことや初下野の自民など、
ドラマはたくさんありますが、それはまたの機会にします。
今回は小選挙区と「細川護煕 河野洋平 小泉純一郎」のお話です。
この小選挙区と「細川護煕 河野洋平 小泉純一郎」について、
先の日曜日(4/23)のTBSの朝の極左番組サンデーモーニングで
コメンテーターの田中 秀征氏がおもしろいことを言っていました。
「小選挙区制を決めた張本人細川護煕首相、自民党総裁河野洋平氏は
この制度を成立させたことを、今は猛省している」とのこと・・・
当時、この制度に反対していたのが、
自民党内で変人と言われていた小泉純一郎氏・・・
「この制度は独裁政治を生む可能性のある危険な制度」
これが小泉純一郎氏の反対理由でした。
まあ、今の一強多弱の政治状況を独裁政治と
呼ぶかは、いろいろ議論のあるところでしょうが、
このような政治状況を作り出したのは
現在の選挙制度によるところが
大きいことは間違いないです。
ただ、選挙制度と今の政治体制とは直結してる訳ではありません。
この制度のおかげで2009年の衆議院選挙で民主党が
安定過半数の308議席を確保して、
政権交代が実現した。
この時は実際、震えたねぇ。
本当にこんなことが起きるんだ・・・というのが
率直な感想でした。
このようなダイナミックな政治の転換が出来るのが、
小選挙区が最大のメリットです。
自民党に変わって、民主党は庶民の味方・・・
われら左翼の思いを反映してくれる・・・なんて当時は期待したものでした。
その期待はあっさり裏切られ、
まあ、最低、最悪の体たらくぶり・・・(T_T)
「東日本大震災」という未曾有の大災害が起きたことも
民主党政権にとってはアンラッキーではありましたが、
ここを上手の乗り越えて行けていれば、
長期政権の可能性もあったかも・・・
有権者はこの民主党の体たらくと
政権交代の危うさをイコールにしてしまったんですよねぇ
民主党政権が破滅する党首討論については
かつて本サイトでも書いたことがあります。
バカ正直なドジョウと嘘つきのお腹痛い政治家のお話です。
■スポンサードリンク
出典:tkajimura.blogspot.jp
(興味があればバックナンバーを探してみてね)
下野した後の民主党の凋落ぶりも凄まじかったし、
まったく、反省も検証もない、
多くの議員が離党したのちに出た言葉が、
「筋肉質の真の民主党になった」・・・ハァ(;_;)
自分たちのしたことの結果を検証も反省もしない。
そりゃ、有権者もそっぽ向くわなぁ
このような約3年間の失敗に終わった政権交代が
より、現在の一強多弱の政治状況を作り出しています。
「今の政治には不満もあるが、受け皿がない。
他の政党、他の人よりはマシ」
これが多くの人の現在の政権に対する評価でしょう。
世論調査では支持は50%を超えていますが、
「積極的に支持する」という項目があれば、
この結果はどうなるか・・・???
ちょっと話があっちこっち行きましたが、
生みの親 細川護煕氏、河野洋平氏が猛省している
小選挙区制。
変人と言われた小泉純一郎氏が反対した
小選挙区制。
私は比例代表並立、という部分での不満はありますが、
概ね、この小選挙区制には賛成です。
どっち付かずで、ヌルヌルの中選挙区制より
よほど、ましです。
かつて経験したダイナミックな政権交代が出来るのは
この制度しかありません。
そのためには政権交代可能な野党を育てていくこと、
2大政党制を確立することです。
これが最大の目標であり、課題です。
それにはまだまだ時間がかかりそうです。
2大政党の一翼を担うはずの
野党第一党の民進党の酷いこと酷いこと・・・
笑うしかありません。(T_T)
この笑いについては、いつかまた・・・
最後にもう人生の2/3を生きたオッサンから
まだ、小さい子どものいる若いお父さん、お母さんへおせっかいな一言。
「今はすぐに政治が変わることは無いかもしれません。
ただ、我が子が大人になったときの社会を想像してみてください。
どんな社会になってほしいのか?
それを実現するのはどの政治家なのか?
ちょっと考えてほしいんです。
そして、その考えを現実のものとするのは、
選挙に行って、選んだ人に投票するしかないんです。
それは非常に地道な行動です。
でも、オッサン達は先の政権交代を体験しています。
「何も変わんねぇよ、誰がやっても同じだろ」
それが違うことは先の政権交代で証明されています。
ただ、悪い方に変わった、という最悪の結果ではありましたが・・・
今の自分達のためではなく、
愛おしい我が子のために、地味な種をまく・・・
そんな気持ちで今度の選挙に行って、
自分の考えを「投票」という形で表明してみてください。
非常に大きなお世話でおせっかいオッサンの独り言のお願いでした。
タグ:民主党
コメント 0