テロ等準備罪って、どう? [政治なう]
「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案が
後半国会の最大の山場です。
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出典:sankei.com/affairs/photos/
「テロ等準備罪」を新設することが、
国際組織犯罪防止条約(TOC条約・パレルモ 条約)批准の条件。
これが現政権の「テロ等準備罪」を新設したい最大の理由なのかなぁ?
実際のところ、政治全般について結構明るい私でも
この「テロ等準備罪」はイマイチよく分かりませんし、
現在→「組織犯罪処罰法改正案」の政府案全文 で勉強中です。
よって、今は印象での評価となるので、
やや説得力に欠けるような気もするけど、
意外とこの程度か一般社会での
「テロ等準備罪」に対しての評なのかもしれませんよ。
?????と感じるところはいくつか有ります。
○反対の人が言うように監視社会になってしまうのか
現状でも町の至る所には監視カメラがあります。
その他、ドライブレコーダー等で人の行動の多くは、
知らないうちに録画されています。
犯人検挙に役立っていますが、
始終、監視されていることには間違いないです。
「テロ等準備罪」での監視とは「盗聴」がメインでしょうが、
これからの社会としてはある程度の監視はやむを得ないよねぇ。
監視カメラは犯罪の抑止には貢献していないんじゃないかなぁ
となると、準備段階で検挙出来る「テロ等準備罪」は
有効な犯罪抑止の方法かもしれません。
よほど恣意的に運用しない限り、
一般人が監視されることは無いようなので。
ただ、 「犯罪集団」とはいえ、
盗聴やカメラを含めての行動の監視が
法律でお墨付きを与えられるのは、
「恣意的な運用をしやすくしている」ともいえるようねぇ
見た目、相当悪そうな人でも今は犯罪者ではないのに、
100%悪い人として決めつけて、
必要以上に行動を監視するのは
どうかと思うねぇ〜〜〜
○「犯罪集団」の判断が難しくねぇ
わかりやすいテロ集団とか暴力団でなく、
オーム真理教のような
犯罪的集団に変遷していく場合もあるでしょう。
そうなったら、誰がどの時点で犯罪集団として
認定するんでしょうねぇ???
例えば、オーム真理教のケースはどの時点になるんでしょう。
新興宗教は「怪しい」印象を与える面は多分に有ります。
でも、犯罪集団ではないですよ。
そのような健全っぽい集団を犯罪集団として
認定するための証拠集めは
きめの細かい盗聴を含めての監視が必要です。
もし、情報収集をしても認定出来る証拠が
集まらなかったら、
その監視活動は罪にならないんでしょうかねぇ?
○この「テロ等準備罪」で犯罪は防げるんでしょうか?
「出来るか限りの準備」
この文言を安倍ちゃんからはよく聞きます。
確かにそれは間違ってはいないでしょう。
準備をするのが政治だし、
それを決して怠ってはいけません。
ただ、今回の「テロ等準備罪」も含め、
リスクの大きい判断をする時は、より慎重になるべきだし、
国民の声、疑問にもっと耳を傾けるべきです。
この「テロ等準備罪」があれば
地下鉄サリン事件は防げたのでしょうか?
前項にも関連しますが、宗教法人を監視対象にすることは
簡単なことではないでしょう。
やはり、そのような犯罪を起きにくくする社会を
みんなで構築していくこと、
その手だてを法律も含めて充実されいくことが
より求められるんじゃねぇ・・・特に我が国では。
国際的な犯罪者の入国、監視等を
厳格にする必要は感じています。
現在は相当ぬるいようなので。
「外国人だから」という目で見たくはないですけど・・・
○「テロ対策」の旗印を立てれば許されるのか?
テロ対策を反対する人はいないでしょう。
ただ、味噌も糞も一緒はだめです。
テロの防止と一般犯罪の防止は別にして考えるべきです。
極端に言えば、法律も2本立てで、
別々に議論するような繊細さが必要でしょう。
また、反対意見を丁寧に説得している努力は大切です。
この「丁寧」とか「説得」というのが
安倍政権は苦手ですよねぇ。
自分の意見、考えに1m/mも疑念や不安が無いことは
政治家としては大切な資質だとも言えますが、
裏を返せば、
自己チュウで高慢でコミニュケーション能力に欠けるとも言えます。
国会でのやり取りがまさにその最たるものです。
追求する野党のレベルの低さにも
ほとほと飽きれますけど・・・
こんな感じで疑問点はあります。
左翼チックな私としては、
すんなりとは認められません。
ただ、テロの防止に本当に効果があるのなら、
重要な法律だし、
犯罪を未然に防ぐことが出来れば、
それは安全な社会とも言えなくはない・・・
健全で自由な社会は自己の責任も大きく、
思った以上に自分を律することが出来ないと、
急速に社会は不安定になっていってします。
もしかしたら、安全で自由な社会は
存在しないのかもしれませんねぇ
後半国会の最大の山場です。
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出典:sankei.com/affairs/photos/
「テロ等準備罪」を新設することが、
国際組織犯罪防止条約(TOC条約・パレルモ 条約)批准の条件。
これが現政権の「テロ等準備罪」を新設したい最大の理由なのかなぁ?
実際のところ、政治全般について結構明るい私でも
この「テロ等準備罪」はイマイチよく分かりませんし、
現在→「組織犯罪処罰法改正案」の政府案全文 で勉強中です。
よって、今は印象での評価となるので、
やや説得力に欠けるような気もするけど、
意外とこの程度か一般社会での
「テロ等準備罪」に対しての評なのかもしれませんよ。
?????と感じるところはいくつか有ります。
○反対の人が言うように監視社会になってしまうのか
現状でも町の至る所には監視カメラがあります。
その他、ドライブレコーダー等で人の行動の多くは、
知らないうちに録画されています。
犯人検挙に役立っていますが、
始終、監視されていることには間違いないです。
「テロ等準備罪」での監視とは「盗聴」がメインでしょうが、
これからの社会としてはある程度の監視はやむを得ないよねぇ。
監視カメラは犯罪の抑止には貢献していないんじゃないかなぁ
となると、準備段階で検挙出来る「テロ等準備罪」は
有効な犯罪抑止の方法かもしれません。
よほど恣意的に運用しない限り、
一般人が監視されることは無いようなので。
ただ、 「犯罪集団」とはいえ、
盗聴やカメラを含めての行動の監視が
法律でお墨付きを与えられるのは、
「恣意的な運用をしやすくしている」ともいえるようねぇ
見た目、相当悪そうな人でも今は犯罪者ではないのに、
100%悪い人として決めつけて、
必要以上に行動を監視するのは
どうかと思うねぇ〜〜〜
○「犯罪集団」の判断が難しくねぇ
わかりやすいテロ集団とか暴力団でなく、
オーム真理教のような
犯罪的集団に変遷していく場合もあるでしょう。
そうなったら、誰がどの時点で犯罪集団として
認定するんでしょうねぇ???
例えば、オーム真理教のケースはどの時点になるんでしょう。
新興宗教は「怪しい」印象を与える面は多分に有ります。
でも、犯罪集団ではないですよ。
そのような健全っぽい集団を犯罪集団として
認定するための証拠集めは
きめの細かい盗聴を含めての監視が必要です。
もし、情報収集をしても認定出来る証拠が
集まらなかったら、
その監視活動は罪にならないんでしょうかねぇ?
○この「テロ等準備罪」で犯罪は防げるんでしょうか?
「出来るか限りの準備」
この文言を安倍ちゃんからはよく聞きます。
確かにそれは間違ってはいないでしょう。
準備をするのが政治だし、
それを決して怠ってはいけません。
ただ、今回の「テロ等準備罪」も含め、
リスクの大きい判断をする時は、より慎重になるべきだし、
国民の声、疑問にもっと耳を傾けるべきです。
この「テロ等準備罪」があれば
地下鉄サリン事件は防げたのでしょうか?
前項にも関連しますが、宗教法人を監視対象にすることは
簡単なことではないでしょう。
やはり、そのような犯罪を起きにくくする社会を
みんなで構築していくこと、
その手だてを法律も含めて充実されいくことが
より求められるんじゃねぇ・・・特に我が国では。
国際的な犯罪者の入国、監視等を
厳格にする必要は感じています。
現在は相当ぬるいようなので。
「外国人だから」という目で見たくはないですけど・・・
○「テロ対策」の旗印を立てれば許されるのか?
テロ対策を反対する人はいないでしょう。
ただ、味噌も糞も一緒はだめです。
テロの防止と一般犯罪の防止は別にして考えるべきです。
極端に言えば、法律も2本立てで、
別々に議論するような繊細さが必要でしょう。
また、反対意見を丁寧に説得している努力は大切です。
この「丁寧」とか「説得」というのが
安倍政権は苦手ですよねぇ。
自分の意見、考えに1m/mも疑念や不安が無いことは
政治家としては大切な資質だとも言えますが、
裏を返せば、
自己チュウで高慢でコミニュケーション能力に欠けるとも言えます。
国会でのやり取りがまさにその最たるものです。
追求する野党のレベルの低さにも
ほとほと飽きれますけど・・・
こんな感じで疑問点はあります。
左翼チックな私としては、
すんなりとは認められません。
ただ、テロの防止に本当に効果があるのなら、
重要な法律だし、
犯罪を未然に防ぐことが出来れば、
それは安全な社会とも言えなくはない・・・
健全で自由な社会は自己の責任も大きく、
思った以上に自分を律することが出来ないと、
急速に社会は不安定になっていってします。
もしかしたら、安全で自由な社会は
存在しないのかもしれませんねぇ
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